今回はかすみがうらマラソン大会のレポート記事です。
花火と湖の街、茨城県土浦市で行われるマラソン大会を紹介します。
1万人を超える参加者が集う人気の大会です。
湖というのも日本で二番目に大きい霞ヶ浦で、その湖畔を走ることになります。
正式な大会名は『かすみがうらマラソン国際ブラインドマラソン』となっていて、多くの盲人の方々も参加されている大会です。
ファンランナーの私は、盲人ランナーと伴走者の人に軽く抜かれてしまいます。
一般のランナーも盲人ランナーもこの日のために練習して、全力を出し切る楽しみな大会。
みんなが楽しむ、それが『かすマラ』なのです。
RUNNETの全国ランニング100選に選ばれるほど、歴史もあり、人情味のある大会です。
2022年の大会は4月17日の開催予定です。
大会の概要
- 開催日・・・毎年4月の中旬の日曜日
- 開催場所・・茨城県土浦市川口運動公園JCOMフィールド
- アクセス・・JR土浦駅東口から徒歩で5分
- 距離・・・・フルマラソン(約42km)、10マイル(16km)、5km
- 参加費・・・フル(7000円)、10マイル(5500円)、5km(3500円)
2020年は新型コロナの影響で中止になりました。
2021年も新型コロナの影響で中止になりました。
そして、2022年は開催予定です。👏👏👏
32回大会(2022年)の重要な変更点
⚫️大会開催前に開催可否判断日を設けます。
⚫️参加申し込みと参加料納入の時期を分けます。
⚫️参加料を改定します。
⚫️大会が中止になった場合の返金規約を新設。
⚫️感染症予防対策を行います。
引用元 かすみがうらマラソン大会ホームページより
詳しく内容は大会ホームページでご確認を!
https://kasumigaura-marathon.jp
変化点につきましては、この記事の後半でも記載しています。
コースの説明
スタートはウェーブスタート
🟢フルマラソンは4組のウェーブスタート
🔵10マイルは2組のウェーブスタート
ウェーブスタートとは、同じようなタイムの人をクラスごとに分けてスタートする方法で、つくばマラソンでは毎年行われている方法です。
ウェーブスタートは、先のクラスがスタートした時に、後のクラスの人々から拍手をもらうこととなり小さな勇気が芽生える。
コロナ感染防止の対策としては、色々なマラソン大会で実施しています。
フルマラソンのコース
5キロまでは高架道や坂道でアップダウンを繰り返します。
20kmまでは起伏のあるメリハリの効いたコースを走ることになりオーバーペースは禁物です。
23kmからは平坦なコースに様変わりしますが、景色が田舎の風景を走ることとなり、ここからが本当の意味でフルマラソンを味わうことになります。
36kmくらいに毎年ロッキーのテーマを永遠に流している『ロッキーおじさん』、ある意味で勇気をもらっています。
フルマラソンは、ハーフと比べても距離が倍なだけではありません。肉体的にも精神面的にも3倍、4倍の辛さがあります。
大会の深掘り
4月の中旬という時期《これがキーポイント》
コース上でも桜吹雪が見ることのでき、大いににテンションが上がってしまいます。
その反面、大雨が降る年、風がめちゃくちゃ強い年、カンカン照りで夏日の年と同じ大会なのに年によって気温も天候も全く違うようになる大会です。
大会の攻略
前半に登り坂が多く、とにかくオーバーペースにならないようにしなければいけない。
その理由は後半に大きく疲れという名で襲ってくるからです。
25kmからはほぼ平坦で走りやすいが、田んぼと湖畔の景色に飽きてくる。
遠くに土浦の街並み(ゴール)が見えるので、なおさらシンドさが増してくる。
後半は特に自分自身の戦い、孤独との戦いです。
大会の見どころ
なんと言っても、かすみがうらマラソンの見どころは、地元の応援する方々と私設エンドステーションです。
地元の応援する人々の暖かさに触れて走ります。
小さなお子さん、元気な高校生、笑顔の夫婦、おじいさん、おばあさんまで、地元の方々が笑顔で接してくれることにランナーは励まされ、感謝の心が生まれます。
地元の方々で私設エンドステーションまでつくってもらい、飴、チョコからパンやおにぎり、梅干しまで、出してくれることに感謝しかありません。
人のあたたかみを感じるマラソン大会です。
10マイルは楽しい
スタートはフルマラソンより10マイルが先にスタートします。
9時20分スタートなので、2時間もあれば余裕で帰ってくることができます。
自分の力を出して『走った』という満足感があります。
その後、昼からはランナーズビレッジというイベントエリアで楽しめます。
そこでは、ご当地アイドルの歌、ご当地芸人のネタなど沢山のタレントさんを見ながら、笑ってビール片手につまみを食べる最高の時間です。
マラソンを走った満足感も手伝い、楽しいの一言です。
マラソン大会に参加する醍醐味を満喫できます。
※2022年の大会は、コロナ感染対策のため他のイベントはやらない可能性があります。
大会Tシャツが魅力
かすみがうらマラソン大会のTシャツは、本当に着心地が最高です。
他のマラソン大会のTシャツも沢山持っていますが、着心地は、かすみがうらマラソンのものが一番です。
質感が良いんですよ、肌触りの滑らかで、その着心地がたまりません。
2019年からTシャツが有料になったのは残念でした。
2022年もオリジナルTシャツを販売しました(有料)
2022年の大きく変わるポイント
参加人数を削減する
2022年の大会は、新型コロナウイルス対策における前回大会(2019年度)より5,200人減少した大会になります。
参加料金の値上げ
2021年秋には、全国で市民マラソン大会が開催され始めました。
多くのマラソン大会は定員を削減し、料金の値上げしているところがほとんどです。
2021年の富士山マラソンでは、給水も500mlのペットボトルに、給食もゼリー飲料とコロナ対策として取り組まれていました。
2022年の大会は、給水や給食の形が変わる分、費用として参加者に負担がかかってしまうことを認識しておく必要があります。
大会が中止となった場合の返金規定
2022年の2月に開催可否決定されてからの入金して、入金後1ヶ月以内に大会が開催されないと決定した場合は20%の返金、それ以降は返金なしと言うことです。
返金規定
参加料の入金後に地震・風水害・豪雨・降雪・強風・事件・疫病等、主催者の責に寄らない事由で大会が中止となる場合、入金いだいた方全員に参加賞を送付するとともに、以下の表の内容で参加料の一部を返金します(ふるさと納税枠を除く)。 ただし、大会開催日より一カ月以内で中止となった場合、参加料の返金はありません。また、中止に伴う次回大会以降の出走権は付与しません。
かすみがうらマラソン大会HPより
新型コロナの影響が二転三転する中で、エントリー後に2ヶ月様子見をする大会はなかなか無い。
今年のエントリーと流れ
2022年かすみがうらマラソンのエントリー方法はいつもと違います。
❶エントリーの申し込みは
インターネット申し込みで令和3年12月15日から令和4年1月16日まで
❷開催可否発表を2月4日
開催決定の場合は、2月7日に当選発表!
2022年の大会はあくまでも開催予定で進めて、2月に開催の可否を決定する。
当選された方は、入金して正式にエントリーが完了する。
❸参加案内発送(4月上旬)
ナンバーカードや計測チップ、参加賞、大会プログラムはこの時に送られてくる。
❹大会当日(令和4年4月17日)
コロナ禍の中であり、今後の状況を見極めつつ慎重に大会を進めようとしているのがわかります。
詳しい情報は必ず、大会ホームページでご確認して下さい。
https://kasumigaura-marathon.jp
まとめ
2020年、2021年は新型コロナの影響により、日本の大多数の市民マラソン大会が中止になりました。
しかし、コロナ禍の中でランニングを始めてみた人も多いのではないでしょうか?
マラソン大会に出てみたいという、ランニングファンも増えたと思います。
大会に出ると今後の目標が、体の痛みや心の思いからできてくるものです。
かすみがうらマラソン大会が無事に開催され、みんなが楽しめる大会にしていきましょう。
かすみがうらマラソンまで、日頃から練習に精を出して、大会を楽しみたいです。
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